ご利益のある神社・パワースポットを知りたい方、興味のある方のために、
ミステリー好きな私がその魅力を解説しています。
大国主が天照大御神に国を譲った「国譲り」の話。
八束水臣津野命が出雲を作る時、近くにあった土地に綱を掛け引きよせた「国引き」の話で有名。
10月は、他県では「神無月」というのに対し、出雲では全国から八百万の神が出雲に集まることから、「神在月」という。
芸事にご利益がある神様。
天照大御神が岩戸に籠った時、天宇受売命が持って踊ったという「五十鈴」三角の形をしていて、3つの玉鈴が付いている神器。
魂を鎮め、清めると言われている。
その名の通り、珍しい金ピカの鳥居が目を引く。
おみくじは、縁起物の7種類があり、どれが当たるかは分からないようです。
(福銭、福俵、小判、小槌、蛙、亀、だるま)
自分の髪の毛そのものを納めるという、珍しい神社です。
ご利益は、言わずもがな、髪の毛に悩む人に効果があるということです。
願い事を唱えながら、自分の毛髪を切り、「髪塚」に納めます。
境内には、髪の毛を切るための、ハサミまで用意されているそうです。
それにしても、薄毛に悩む人に、さらに髪の毛を切れとは・・・。
少々、残酷な気もしますが(苦笑)
この地域には、むかし語りとして、今も残る伝説が伝わっています。
むかしむかし、悪さばかりする「なまはげ」(鬼)に、村人が条件を出しました。
「1番鶏が鳴くまでに、石の階段を1000段積んだら、娘を1人、嫁にやろう。」
お安い御用と、鬼はどんどん石を積み上げ、あっという間に階段は出来上がっていきます。
このままでは、夜明け前に石段は積み上がり、村から娘を1人、連れていかれてしまいます。
そこで、慌てた村人が1番鶏の鳴き真似をし、鬼を騙して難を逃れた、というお話。
そのなまはげが積んだとされる「999段の石段」が、今も境内に残ります。
石段を登り切った頂上には、5つの御堂があり、鬼が安置されていると言われています。
その近くには、覗いたものの余命が見えるという「姿見の井戸」、360℃、至る所に繋がる不思議な池、「御手洗いの池」があります。
五社堂前庭には、あと1段、石を積めば完成、と張り切っていた鬼が、悔しさのあまり、近くの木を引っこ抜き、逆さに突き刺したという「逆さ松」などが残ります。
龍神に恋した美しい人間の娘、辰子龍神が祀られる神社。
手水舎には、下半身が竜の、辰子の石像が鎮座しています。
辰子は絶世の美女で、永遠の若さと美貌を願い、八郎潟の龍神に魂を売ったとも伝えられます。
特に女性に人気で、参拝すると美人になると言われます。
ただし、男女で参拝すると、辰子がヤキモチを焼いて、その2人は破局するという噂があります。
長い付き合いをしたい男女は、お気を付けください(汗)
境内には、動かすと雨になる「雨乞い石」があり、そこから少し離れた岩肌に、辰子が映して化粧をしたという「鏡石」が残ります。
その戻り際にある「願橋」で立ち止まり、「叶え石」を礼拝すると、願いが叶うと言われます。
神社入り口の湖畔には、黄金に美しく佇む「辰子像」。
少し悲しげな表情が印象的です。
日本唯一の「お骨仏」があるお寺です。
10年に1度、納められたお骨を、仏様の姿に形成されるそうです。
このお寺は、宗派を問わずお骨を引き受けてくれるそうで、仏様に生まれ変わったお骨に亡き故人を想う人も多いそうです。
「眠り猫」や「三猿」で有名な神社です。
宮内には、「睨み龍」という、天井に描かれた巨大な龍が迫力を放ちます。
この「睨み龍」は、360℃どこから見ても、自分と目が合うという、不思議な天井画です。
他にも、音を立てないように、気を付ければ気を付けるほど「きゅっきゅっ」と音がなる不思議な廊下、壁の一面がパタンと裏返り、違う通路に出る廊下などがあり、まるで忍者屋敷です。
「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な三猿ですが、同じような教えは海外にもあり、それぞれ細部は異なるものの、大まかには日本と変わらないような例えで表されているようです。
日本では、(悪行を)見ざる、言わざる、聞かざる、として、猿に掛けて表し、見事に装飾を施し、作られています。
あまり知られていないそうですが、この三猿の彫刻の裏には、羽を広げた2匹の雀が施されていますが、三猿との関連性は分かっていません。
さらに、この堂内には、三猿の他に、8枚の猿の絵で構成された彫り物が存在します。
これは、猿を通して、人の一生を写し描いたものとされ、三猿は「子供時代」を写したものとされています。
子供の内は、悪行を見てはいけない、言ってはいけない、聞いてはいけない、という教えを封じたものだと言われています。
他には、口をへの字に曲げ、大人になろうとしている少年期の「志」に悩むもの、仲間と励まし合い、成長していくさま。
恋に悩み、やがて成就し、子猿は大人になり結婚して、やがて親になる。
1匹1匹、それぞれが違う表情で表現され、実に豊かに、個性溢れる動作で彫られています。
じっくりと探してみると、もしかしたら、自分と重なる「顔」も見つかるかもしれません。