お賽銭

お賽銭

神社でのご参拝の際に鳴らす、あの大きな「鈴」。

あの鈴を鳴らすのは何のためか、不思議に思う人も多いはずですよね。

あれは、「これからお参り(お願い)しますよ」と、神様に気付いてもらうために鳴らす、インターホンのようなものです。

これで、ぐっと身近・・・というか、ありがたみが薄れてしまいそうですが(汗)そこは、現実的に(笑)

自分が参拝したのを、気付いてもらわなければ、お願いが神様に届くことはありませんよね?

なので、あの鈴は、鳴らさなければ意味がありません。
遠慮しないで、盛大に鈴を鳴らして、ぜひとも神様に気付いて頂きましょう。

続いて、「お賽銭箱」が目につくと思います。

これは、卑しい神様が、お金をせびるために置いているものではありません。(汗)

神社やお寺では、神様、仏様にお目通りし、知恵を授けて頂く、修行させて頂く。

これによって、「ご利益」という形で自分に得を取る、という考えを基本にしています。
なので、「修行代」として納めるお金を、自主的に置いていくことを目的としています。

自主的に、なので、必ずお賽銭を払わなければならないわけではないですが、そこは、やはり、参拝者の「気持ち」が表れる部分なので、大金ではなくても、お賽銭を置いてくるのが礼儀です。

※人によっては、語呂合わせの縁起を担いで、5円玉を投げ入れる人も居るようです。
 決してケチな感覚ではないと思いますよ(汗)