神社の種類

神社の種類

最近は、隠れたブームとして、神社やお寺、などに注目が集まっています。

神や仏を崇める風習は、もとはインドから伝えられたと言われますが、日本における神社の数は、およそ8万を超える、と言われています。

神社の数もさることながら、その種類も呼び方も、祭神の格や願いなどに依って細かく分けられているのが実情です。

まさに、人の願いの数だけ祭神が具現化され、神社も細分化してきたのでしょう。

ここでは、「社号」と呼ばれる、神社の呼び名について、まとめてみました。

神社の呼び名

●神宮
各上最上。
皇室ゆかりの宮。

●宮
特別な理由を認められた各上神社。

●大神宮
伊勢神宮からの流れを汲む特別な社。

●大社
地域振興における中核の神社を指す社。

●神社
一般的に使われる用語。

●社
神の降臨する聖地。
その中の「宮」とは、祭りの際に神の仮屋とされる。

●祠
神を祀る小さな社。

●明神
呼び名。
「〇〇大明神」など。

●八幡宮
菩薩系の仏教。

●稲荷神社
稲、農耕の豊作を祈願するために作られた神社。
通称、「お狐様」で知られています。

●天満宮(天神)
学問の神。
菅原道真を祭神に持つ神社。
もともとは雷神を祭神にしていたようです。

●金毘羅宮
もともとは、インドのワニ(クンピーラ)が神格化したもの。
日本では「縁切り神社」として有名。
密かに通う人も多い。

●東照宮
徳川家康が作ったとされる神社。
自分が「神」になりたいと願いを込めて作ったとされる。

神職の呼び名

●神主
神に仕える人。(神職)

●宮司
神社長。
経営や管理も担う人。

●禰宜(ねぎ)
神社で雑用をこなす仕事をする人。

●巫女
神職ではないが、神主より尊ばれる存在。
身体に神を降ろすなど、重要な祭事を行う。