地主神社

地主神社(1)

京都府京都市にある地主神社

世界文化遺産にもなっているという「地主神社」ですが、主に、恋愛成就・縁結びを願う人たちに人気の神社です。(男性が1人で参拝する姿も珍しくないそうです)

もともとは、清水寺の鎮守として建立されたそうです。

この地主神社には、「御車返しの桜」とも言われるほど、美しい桜があります。

弘仁2年、嵯峨天皇が、車を3度、引き返したという話が残る、桜の木ですが、あまりの美しさに、禍々しい噂もあったとかなかったとか・・・。

昔から、美しすぎる桜には死体が埋まっている、などと言われますしね?(汗)

手水所は「御鏡」が納められている社殿が設けられていて、明るくて風通しも良く、入り口から清々しくご参拝出来そうです。

この地主神社の1番の売りは、「恋占いの石」という石ですが、一説によると縄文時代から伝わる石なのだとか!?(凄いですね)

この「恋占いの石」は2つあって、一方の石から、もう一方の石まで目をつぶって歩き、つまずかずに辿り着ければ、恋が叶うと言われています。

この、地主神社の主祭神は、「因幡の白兎」で有名な、大国主命です。
そのせいか、境内の至る所に、兎が配置されています。
にしても、ぬいぐるみは如何なものかと思いますが(笑)

さらに、境内内の大国主命の後ろで立ち上がり、御幣を掲げる巨大な兎は、私には異様に映りました(大汗)

地主神社(2)

地主神社は、参拝出来る神様も多く、色々なご参拝所があります。
(お守りの数も豊富で、ご利益別に、色んな種類がありますよ~。)

なんだか、得した気分で、ご利益がたくさんありそうですね!
主なご参拝所を紹介します。

●良縁大国
いつもニコニコしている神様で、幸せを授けてくれると言われています。

●祓戸大神
沈んだ気持ちを上向かせてくれる神様です。
大神が持つ水晶に触れながら願い事をすると叶う、と言われています。

●水かけ地蔵
文字通り、水を掛けて願い事をすることで叶うと言われます。

●栗光稲荷
赤い鳥居が美しく映える「お稲荷さん」です。
ご利益は、商売繁盛、開運伝授です。

●撫で大国
撫でる場所によって、ご利益が異なる神様です。

  • 小槌は開運、厄除け
  • 頭は成績向上、受験合格
  • お腹は子宝、子授け
  • 俵は出世。福袋は金運アップ
  • 手は芸事、人気運アップ
  • 足は旅の安全祈願

にご利益があると言われています。

●人形祓い
人形に息を吹きかけ、水に流し、悪い運気を清めます。
奈良時代からの由緒ある厄払いで、病魔退散、災難除けとして、今に伝わっています。
この神社では、人型に切り取った紙に願い事を書き、隣にある桶の水に浮かべ、溶かして、願掛けをします。

●おかげ明神
どんな願い事も、1つだけなら、確実に叶えると言われる神様です。
特に女性には、ご利益が大きいそうです。
らっき~(笑)

●いのり杉
おかげ明神の後方にある「ご神木」です。
古くから、「丑の刻参り」に使われていた木らしく、藁人形や釘を打ち付けた痕が今も残っています。(ゾっ!絶句・・・)

※補足ですが、近年は「藁人形ミニセット」が、ネットで購入できるそうです。
 かなりの人気で、売り切れ続出だとか(大汗×2)
 「人を呪わば穴2つ」、あまりお勧めはしませんが・・・。
 興味のある人は探してみてください。